イースター島のモアイをもとにした漫画「モアイ君と仲間たち」

もしも、イースター島のモアイ像が…

と、想像を膨らませて、イースター島(ラパ・ヌイ国立公園)の個性豊かなモアイ像をモチーフに漫画を描きました。

 

【モアイ君】

イースター島の守り神。

体が硬い。表情が硬い。

どこへ行くにも祭壇のアフを持ち歩いている。

 

【トゥクトゥリ君】

モアイ君の友人。

いつも正座をしている。礼儀正しい。

 

【ネヘネヘさん】

モアイ君の憧れの人。

 

【モアイ4コマ漫画】

1.初めてのタロイモ

イースター島では、雨が少なくてもよく育つサツマイモが島民の食を支えていた。

 

2.大変だなあ…

モアイ君は、友だちのトゥクトゥリ君のところへよく遊びに行く。

ご先祖様たちの霊力「マナ」が宿る祭壇「アフ」をいつも持ち歩いている。 

 

3.足が…

トゥクトゥリ君は礼儀正しいので、いつも正座をしている。

 

4.いたずら

モアイ君は、トゥクトゥリ君が好きすぎて、遊びに来てはいたずらする。

 

5.初めてのしょう油

モアイ君、初めての醤油。

最近では、イースター島でもしょう油を食べるらしい。

 

6.落ちましたよ

ネヘネヘさんは、島のラパ・ヌイの女王。

モアイ君のご近所さん。

笑顔が素敵。 

  

7.大丈夫?

毎日、トゥクトゥリ君のところに遊びに行くモアイ君。

そんなに遊びに来て大丈夫なのか、トゥクトゥリ君はちょっとモアイ君が心配に。

モアイ君いわく、大丈夫。お昼休みだから。

  

8.仕事中

モアイ君のお仕事は、村を守ることです。

ちゃんと、まじめにお仕事をしています。

  

9.ついつい…

モアイ君は、並んでいる人を見ると、ついつい並んでしまします。

 

10.ついつい…②

 

 

イースター島(ラパ・ヌイ島)の巨大石造「モアイ」。

モアイのモアイ君と、その仲間たちののんびりした生活を描きました。

 

【イースター島のモアイ君・2

11.おはよう

ネヘネヘさんは、朝から爽やか。

 

12.泳ぎたい

ネヘネヘさんを見て、自分も泳ぎたいと思ったけれど…

モアイ君の体は石なので、沈みます。

  

13.読めない…

  

14.読めない…2

イースター島には「ロンゴ・ロンゴ」という象形文字がありますが、まだ解読されていません。

だれも読めない文字なのです。

きっとモアイなら読めるのでしょう。

  

15.安心してください

 かも。

  

16.黒柳徹子みたい

おなかをすかせた子どもに、食べ物をあげる優しいモアイ君。

まさか、そんなところに隠していたとは。

友だちのトゥクトゥリ君も、びっくり。

  

17.パイナップル

イースター島のパイナップルは、美味しいそうです。

  

18.パイナップル・2

  

19.うっかりウム

ポリネシアで特別な日に食べられる石蒸し料理。

イースター島でもウムという石蒸し料理を食べます。野菜や魚などを蒸して食べます。

地面を掘って中で石を焼き、そこに肉や魚 野菜、イモなどを入れ、バナナの皮をかぶせ、土をかけて数時間、蒸します。

 

20.わくわく

  

すごくすごくどうでもよいのですが、産直でトゥクトゥリ君そっくりのサツマイモを見つけて、つい買ってしまったので紹介します。

どうですか。

似てます。

 

 【参考文献】

・「絵本世界の食事23 ポリネシアのごはん」 農山漁村文化協会

・「キッズペディア 世界遺産」 小学館

・「世界遺産百科 全981のユネスコ世界遺産」 柊風舎

 

 

【参考資料:日本にいる本物のモアイ】

モアイについて調べていたら、宮城県の南三陸町志津川にチリから贈呈された本物のモアイがいるということで、見に行った。

震災後、友好の証としてチリから譲り受けたモアイ像。

目がちゃんと入っているし、プカオもかぶっている。

本物は、思ったよりもスマートだった。

モアイの後ろ姿はこうなっていた。

姿勢が良い。

やや斜め後ろから。

かっこいい。

南三陸町を守っている。 

 

ところで、

ん?と思ったことがあった。

多分だけど…モアイは「ふんどし」をはいている。

これは発見だ。

手は、腰のあたりにきちんと置いている。礼儀正しい感じだ。

ということで、私のモアイ君も、これからはふんどしにしなくては。

下調べが足りなかった。反省。

でも実物を見ることができて、勉強になった。良かったよかった。

目は、想像以上にパッチリしていて、目力が強かった。さすがモアイ。

【余談】

現在、南三陸町のモアイは志津川の「うみべの広場」という場所にいます。

すぐそばの道の駅「さんさん南三陸」もおすすめ。とにかくモアイ推し。

「月と昴」というカレー&コーヒー屋さん?の前のモアイ↑

ソフトクリームなんかも売っていた。美味しそう。

トイレもモアイ↑

 

子供のころから、いつかモアイ像を見てみたいと思っていた。

モアイはイースター島の守り神。

まだまだ謎も多いけれど、そこも魅力的。

もしも、モアイ像が生きていたら…こんな感じでは。と、想像して描いてみた。

いつか本物を見てみたい。

 

【問い合わせ】

rikoken.ch@gmail.com

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