異国情緒が漂う、海外の活気あふれる魅力的な市場とおいしい市場ごはん

私の旅行先で最大の観光地の1つは、市場です。

私は食べることが大好き。

どこへ行っても市場へ行き、現地の人たちが何を食べているのか観察し、どんな風に売っているのか観察し、売っている人を観察し、買い物をするときには材料を聞いたり人気のお土産を聞いたりして会話を楽しみます。

また、市場でごはんを食べるのも旅の醍醐味です。

そこで、私がこれまでに訪れた市場で写真が残っている市場を紹介します。何年も前に訪れた場所もあるので、記憶があいまいなものもありますが、覚えている範囲で紹介しますので、旅の参考にしてみてください。

 

【紹介する市場】

1.オールド・マーケットホール(ヘルシンキ,フィンランド)
2.ベンタイン市場(ホーチミン,ベトナム)
3.ビンタイ市場(チョロン,ホーチミン,ベトナム)
4.ドンスアン市場(ハノイ,ベトナム)
5.ハン市場(ダナン,ベトナム)
6.ホイアン市場(ホイアン,ベトナム)
7.グランド・バザール(イスタンブール,トルコ)
8.エジプシャン・バザール(イスタンブール,トルコ)
9.ハヴェルスカー市場(プラハ,チェコ)
10.蚤の市(ブリュッセル,ベルギー)
11.士林市場(台北,台湾)
12.カンボジアの市場(カンボジア)

 

【市場と市場ごはんの紹介】

1.オールド・マーケットホール(ヘルシンキ,フィンランド)

1月のフィンランド。雪の積もり中、ヘルシンキのエテラ港に面したオールド・マーケットホール。

レンガの建物が、市場とは思えないほどかわいくて美しい。

到着したのは午前10時より少し前。1月のヘルシンキはまだ薄暗く、温かい灯りに照らされた市場の建物が本当に美しい。クリスマスツリーも素敵です。

店内のようすです。10時ごろから、お店が開き始めます。

店内はシンプルで上品です。木のぬくもりと、やわらかい灯りが素敵です。

精肉店、鮮魚店、お菓子のお店などが並びます。

どこを見ても、本当におしゃれで素敵です。

上の写真の一番上の段にあるのはメレンゲのお菓子です。げんこつくらいある大きなメレンゲのお菓子を、ヘルシンキではよく見かけました。プレーン、ストロベリー、チョコレートなど、味は数種類あります。サックサクで、とても美味しいです。コーヒーに合います。機会があったらフィーカのお供にどうぞ。

お総菜パンも、おしゃれで美味しそうです。

トナカイのお肉も売っていました。

トナカイ肉の缶詰は、確か1,500円くらいしたと思います。

  

スープ専門店のスープ

ガイドブックに人気店だと書いてあったので、時間まで並んで開店と同時に店に入りました。

きれいな店内。テーブルセッティングが、さりげなく本当に素敵です。

テーブルには、パンとスプーン、コップと水がきちんと並べられていました。

スープが登場してびっくり!

ラーメンの器のようなボウルにたっぷりのスープが入ってきました。

黄色も、クリームのくるくる模様も、かわいい。さすがフィンランドです。

そして、劇的に美味しい、かぼちゃやニンジン入りでしょうか。野菜たっぷりの濃厚なシチューのようなスープでした。

パンが食べ放題なのも嬉しいポイントです。

一杯食べると、お腹がいっぱいになり、体がほかほか温まります。

最高です!

 

サーモン

フィンランドといえばサーモン。市場で、美味しそうなサーモンを見つけたので頼んでみると、黒くて少し酸味のあるパンの上にスライスしたサーモンをのせて渡してくれました。

このサーモンが、本当に本当に、ほんっとうに美味しかった!!!

ベストな塩気、口に広がる熟成したサーモンの香り、濃厚な脂!!しかも、厚みもしっかりあり、見た目以上にたっぷりで大満足です。

美味しい!!!!!!

いつかまた、食べたいフィンランドの味です。

 

2.ベンタイン市場(ホーチミン,ベトナム)

ベンタイン市場は、ホーチミン観光では欠かせない観光名所です。

活気があり、にぎやかです。ベトナムらしい、カラフルなお土産が並んでおり、見て歩くだけでも楽しいです。Tシャツ、小さな袋、小物などが並びます。たくさん買うと値引きしてくれます。

観光地なので、物価はほかの市場よりも高めですが、価格交渉など現地の方とのコミュニケーションも楽しむことができます。ただし、ベンタイン市場の店員さんは強気で押しが強いので、笑顔で頑張って交渉し、買わないときにも「ノーセンキュー。」と笑顔で、はっきりと伝えましょう。

カニとエビですね。新鮮です。

  

フォーガー(鶏肉のフォー)

ベトナムといえば、フォー。日本人に一番なじみ深いベトナム料理の1つではないでしょうか。

本場のフォーは、とにかくシンプル。

塩分控えめの鶏のスープ、鶏肉、付け合わせには生のもやしと香草が。唐辛子やライムも出してくれるので、好みで味変できます。ライムをしぼると、ベトナム感が増し増しになります。さっぱりして、美味しいです。

  

チェー・タップカム(ミックス・チェー)

ベトナムスイーツ、超定番のチェーも食べました。

チェーには小豆や白豆、様々な種類のゼリーのようなものに、クラッシュアイスとココナッツミルクが入っており、素晴らしく体に良さそうなデザートです!!優しい甘さで、食感も楽しく、美味しいです!!!

ちなみに「チェー」とは日本でいうところの「甘味」という感じでしょうか。冷たいものから温かいものまで様々な種類があり、ベトナムでは老若男女に愛されています。

  

3.ビンタイ市場(チョロン,ホーチミン,ベトナム)

華僑が多く暮らす中華街チョロン。ベンタイン市場の辺りから、バスで25分ほどの場所にあります。

市場の入り口付近は地元の人や観光客でにぎわっています。

ビンタイ市場はベンタイン市場よりもさらに、ローカル感の強さが魅力の市場です。

フィルム写真風にしてみました。ローカル感がすごいです。市場の内部はすごい量の品物が。

ベンタイン市場よりは観光客が少ないせいか、店員さんの声がけは少ないです。

所狭しと品物が並びます。

ステンレスやプラスチックの食器。陶器。ベトナムコーヒーのフィルターとカップのセットも売っています。レトロでかわいいです。

すごい量の乾燥なまこ。チョロンは華僑の方が多いので、こういった乾物もたくさん売っています。

  

ベトナムコーヒー

これぞ、ベトナムコーヒー!

たっぷりの練乳に、濃いコーヒー。甘くてまろやかで美味しいですし、ふたを敷いて自分でフィルターをよけたりするその手間が、楽しいです。

だいたい、ベトナムコーヒーを注文すると、お茶や水も出してくれます。この時には温かいジャスミンティーを出してくれました。ベトナムの優しさを感じます。濃いめのコーヒーのあと、温かいお茶を飲むと、口の中がすっきりします。そして、ほっとします。

帰りに、市場でベトナムコーヒーのカップとフィルターのセットを買いました。お土産です。

  

汁なし麺(名前はわかりません)

市場に併設された飲食店スペースで食べた麺。名前はわかりませんが、米粉の麺に、菜っ葉ときゅうり、香ばしいピーナツが乗っており、チリソースのなますが合わさったようなタレをかけて食べる麺でした。写真だと見えづらいのですが、カットした揚げ春巻きも奥の方にあります。

タレをかけて混ぜて食べると、初めての味がしました。爽やかな米粉の麺に、新鮮な葉物野菜、きゅうりのシャキシャキ感、ナッツの歯ごたえと香ばしさ、チリソースとなますがマッチして、本当に美味しい!

また、春巻きの薄い皮がパリッとして、中からじゅわっと肉のうまみが出てきて、麺と合う!本当にすべてがマッチしていて美味しいです。しかも、すごく健康的。ベトナムの女性の美しさは、この自然の恵みがぎゅっと詰まったような食事から来ているのかもしれません。

ちなみに、この麺を食べたのは14時頃だったので、空いていました。

この麺を食べていたところ、現地の若い女性に話しかけられました。彼女は大学生で、看護の勉強をしていると言っていたような。現地の人と触れ合えるのも、市場ゴハンの楽しみです。

  

生春巻きとつくね

市場の入り口前駐車場のあたりで食べました。おいしい!!大きなエビの入った大きな生春巻き。タレが豪華。何味なのかわからないけれど、甘みのあるタレでした。ナッツが良い仕事をしていました。

こんな風に、感じの良い商売上手のおばちゃんが、地面にプラスチックの椅子やお盆、鍋や調理ばさみなど、屋台に必要なものを広げて営業しています。

私が「いいですか?」というと、おばちゃんのすぐ前の椅子を指さして、どうぞと言ってくれました。

小さな屋台は、プラスチックの椅子に腰かけて食事する人でにぎわっていました。人気店のようです。店員のおばちゃん、やるなあ。

私も、こんな風にお店出してみたいなあ…と思いました。

  

南国フルーツ

市場前のフルーツの屋台で食べたフルーツ。何を頼んだかは忘れましたが、緑色なのでパパイヤだったでしょうか。みずみずしくて美味しかった記憶があります。 

  

こちらは食べていませんが、ご飯とおかずのお店。美味しそうでした。本当に、上手に配置してお店を開いています。地元の人たちや市場で働く人たちも食べに来ます。テイクアウトする人もたくさんいます。

 

4.ドンスアン市場(ハノイ,ベトナム)

入り口の外観。周辺もにぎわっています。

市場の中に一歩入ると、カラフルなパッケージのお菓子がずらりと並んでいます!

カラフル!

ドライフルーツにナッツに、お茶、コーヒーなどが並んでいます。

どれを買おうか、悩みます。

バッグや衣類もカラフルです。

マスクもかわいい!布のマスクです。

ベトナムはバイクが非常に多く、マスクをしてバイクに乗るのが常識。なので、ヘルメットやマスクでみなさんオシャレを楽しんでいるようです。

ドンスアン市場の店員さんたちは、ホーチミンよりもかなり柔らかい雰囲気です。あまり「買って。」と言われることはなく、聞けば説明してくれて、値段交渉にも応じてくれます。

私は、ベトナムらしい赤いカバーのノートやベトナム柄の刺繍が入った小さな布の小袋、ポーチ、ブリキの人形を購入しました。

これ、知っていますか?

ブッシュカン(ブッダの手、つまり仏手柑)と言います。ブッダの手みたいな柑橘類、ということでしょう。仏様の両手で包んでくれているような雰囲気です。いつかまた出会ったら、食べてみたいです。

   

バイン・ゴイ(ハノイ風ピロシキ)

市場のすぐ近くの飲食店街が並ぶ通りで食べました。ハノイ風のピロシキのような、揚げ餃子のような食べ物です。ハノイでは、こういった揚げ物のお店や屋台がたくさんあります。

半円形の餃子のような形をしているのが、ベトナム風ピロシキのバイン・ゴイです。

品と写真は、タピオカ粉入り?もちもちとした食感の生地に芋やきくらげ、お肉が入った揚げ物です。パパイヤの入った甘みのあるタレにつけていただきます。

最高に美味しいです!ハノイへ行ったら、揚げ物をぜひ食べましょう!

ちなみに、プラスチックの小さな椅子に座って、地元の人たちと一緒に食べました。つけ合わせの構想のサラダは、なんと共用でした。コロナ前だったので、今はどうしているかわかりませんが、テーブルを偶然囲んだ人たちでサラダをシェアするなんて、ハノイはおおらかで素敵だなと思いました。

  

5.ハン市場(ダナン,ベトナム)

ベトナム中部の都市、ダナン。ダナン観光では外せないのが、ハン市場です。

ハン市場の中は、きれいで広々しています。

1階はお菓子や調味料、コーヒーやナッツなどの食料品、野菜や肉、魚などの生鮮食品、飲食店など、商品の種類ごとに売り場のスペースが決まっています。外側に近い場所には、装飾品やカゴ、バッグや専攻、釣り具、食器など、日用品にもお土産にもなりそうな商品が並んでいます。

2階は衣料品がずらっと並んでいます。まるで迷路のようです。 

カゴがたくさん売っていました、様々な大きさやデザインがあり、欲しくなります。

下の写真のものは、市場の軒下のお店で売っていました。これは何でしょう。すごい色です。羊羹のような見た目ですがスイーツでしょうか。ベトナム語が話せたら、聞くのになあ…。チャレンジするのには、かなり勇気がいるビジュアルです。

ドリアン、マンゴー、マンゴスチン、ナツメヤシ。名前がわからないフルーツも。

日本のようにビニル袋に入っていないので、フルーツも生き生きして見えて生命力を感じます。

精肉コーナーでは、女性たちが手際よく、お肉の筋を取ったり形を整えたりして売る準備をしています。

新鮮で、きっと美味しいと思います!

市場の外に面した釣具店(と思われるお店)。漁に使うと思われる浮きや網、釣り竿などがドカッと置いてあります。ワイルドです。  

2階は衣料品がずらり。上から下まで衣類、衣類、衣類。複数でいった場合は、はぐれないように注意しないといけません。    

  

ミックスフルーツスムージー(25000vnd)

市場の飲食店エリアのスムージー屋さんで飲みました。

濃厚でなめらかで、美味しかったです。9月のダナンはまだ暑かったので、冷たい飲み物は嬉しいです。南国の市場のフルーツを使っているので、フルーツが甘くて濃厚で香りが強くて、本当に美味しいです。

  

6.ホイアン市場(ホイアン,ベトナム)

ダナンからタクシーで約45分(タクシー料金は50,000VNDほど)の世界遺産の街、ホイアン。

そのホイアンのトゥボン川のすぐそばにあるのが、ホイアン市場です。

古都ホイアンの伝統的な建物は、濃い鮮やかな黄色なのですが、ホイアン市場も同じように、黄色い外壁です。壁の黄色に窓枠の白い色が映えて、かわいいです。ホイアン名物のランタンも素敵です。

観光客と地元の人が行きかう、のどかな雰囲気の市場です。

お店ごとに区画がきちんと区切られており、きれいに商品が陳列されています。

お肉がどーんと段ボールの上に置いてあります。豪快!!この、野生感というか、生活感というか、生き生きとしていて良いです。立派なお肉です。焼いて、食べたいです!

10時頃。飲食店のエリアはまだ、空いていました。この雰囲気、良いですよね。

屋内も、外壁と同じように黄色で統一されていて素敵です。

  

ホイアン市場では、食べませんでした。

本当はガイドブックで見た市場のバーに行きたかったのですが、早く帰るために割愛しました。

次回、ホイアンに1泊して行ってみたいと思います。

    

7.グランド・バザール(イスタンブール,トルコ)

イスタンブール最大の市場、グランド・バザール。

アジアとヨーロッパが出会い、東洋と西洋の文化が交じり合う場所、それがイスタンブール。そのイスタンブールの市場は、異国情緒に溢れています。

美しいトルコのランプ。最高に素敵です。キャンドルホルダなども売っています。

トルコの鮮やかな陶器の食器。イズニックタイルを思わせ、ます。カラフルで、トルコにちなんだ柄が美しいお皿やポット、小鉢が並びます。

どの食器も、本当に美しいです。

よくこのように、素敵にカラフルに模様をつけるものだと感動します。

私は、トルコといえばのチューリップ模様の食器を買いました。青色と白色と赤色が美しい食器です。

余談ですが、グランド・バザールまでトラムの駅でおじいさんに話しかけられ、グランド・バザールに行くといったところ、かなり心配されました。「行かない方がいい。危ないよ。」と、本当に心配しているようす。のんきな私を心配してくれたのでしょうか。でも、せっかく来たので、気を引き締めていきました。ありがとう。おじいちゃん。

観光地なので、注意するに越したことはありません。昨今は治安も不安定なので、情報を集めて状況をきちんと判断し、荷物はしっかりと持って市場に臨みましょう。

また、超有名な市場なので観光客も多く、物価は高いです。価格交渉をすれば、少しは安くしてもらえます。

  

ドンドゥルマ(トルコアイス)

日本では「トルコアイス」として有名な、トルコの伸びるアイスです。

サーレップという植物の球根を粉にしたものを混ぜることで、独特の粘りが出るそうです。食べるとわかりますが、長芋のような植物を感じる粘り気で、クリーミーでなめらかです。でも、さっぱりしていて美味しいです。

市場巡りの合間の休憩には、ぜひドンドゥルマを。

  

8.エジプシャン・バザール(イスタンブール,トルコ)

同じくイスタンブールにある市場です。グランド・バザールよりも地元の方が多く、かなりローカル感が強いです。

売っているのは、お土産になりそうなものというよりは、生活に必要なもの。地元の方が多いので、物価も、グランド・バザールよりだいぶ低いです。

上の写真は、香辛料と茶葉のお店です。スパイスや乾燥した花やオレンジの皮などを混ぜたフレーバーティーが、どっさり売られていました。西洋風なものもあれば、中国茶でみるような、お湯の中で花が開くようなお茶もありました。量り売りしており、希望のグラム数を測って袋に入れてくれます。

おみやげに2種類買いました。お茶は長く楽しめるので、帰国してからもお茶を飲むたびに旅を思い出すことができて良いです。

 

こちらはスパイスの山。香りと色、その量の多さ、感動します。エキゾチックな雰囲気がします。

スパイスも、量り売りです。本当に、すごい量!  

  

ちなみに、食器屋さんでは店員さんが丁寧に説明してくれました。

食器の塗料は2種類あり、塗料に亜鉛(だったかな?)が使われていると、食器を使っているうちに溶けてきて歯が黒くなると教えてくれ、食事に使える食器はこれだよ、と案内してくれました。親切に感謝です。こちらでは、ボスヴォラス海峡の渦潮をモチーフにしたというぐるぐる模様のお皿と花瓶を購入しました。今でも大切に使っています。

 

9.ハヴェルスカー市場(プラハ,チェコ)

とある冬の日の午前中。天気は曇り。

宿泊したホテルから5分ほどのところにありました。通りは観光客で賑わっています。

冬でしたが、おいしそうなフルーツが 売っていました。バナナ、慎吾、みかん、イチゴ、ブルーベリーとラズベリーの盛り合わせ、ブラックチェリー。ベリーの盛り合わせを買いたかったのですが、帰国まで時間がなかったことと、そのあと観光もあったために諦めました。旅行の初めの方に買ってホテルにおいて置き、朝や夜に楽しむのも良いと思います。 

チョコレートやクッキーなどのお菓子が売っていました。パッケージが、どれもヨーロッパらしくてかわいいので、お土産にもピッタリだと思います。

プラハは人形劇が有名で、劇場もあります。街を歩いていると操り人形や木製の人形をよく見かけます。下の写真は、魔女の人形。人形の前で手をたたくと、魔女の目が光って「あひゃひゃひゃひゃひゃ!」と笑う、シュールな人形です。観光客はみんな、思わず笑っていました。買って来ればよかった!と思っています。見かけた方は、ぜひ、おみやげに。

ピノキオに似た人形。木製のかわいい人形たちが、たくさん売っています。こちらも、チェコらしいお土産だと思います。

ちなみに、チェコでは木製の人形だけでなく、木製のおもちゃもよく見かけます。こちらも、かわいくて安全で、子どもの脳みそを刺激しそうで、なおかつ飾っていてもかわいいものがたくさんありますの。ぜひ探してみてください。

チェコといえば、チェコビーズも有名です。確かな技術で作られた美しいチェコビーズは、手芸好きの人にはたまらないはず。市場で買えば、お手頃価格で手に入れられます。

ハヴェルスカー市場は規模は大きくありませんが、チェコらしい商品が並び、のんびり歩きながらお土産を買うのにぴったりです。

  

10.蚤の市(ブリュッセル,ベルギー)

ベルギーの首都、ブリュッセルの蚤の市です。

中心地から少し歩いたところに、蚤の市がありました。

アンティークの食器や花瓶、ポット、レトロでおしゃれな陶器の人形、使えるのかわからないレトロなカメラ、アンティークのろうそく立てなど、とにかくアンティーク!!!

本当に色々なものが売っています。

お面がありました。これは、どこの国、どこの地域、どんな民族のものなのでしょうか。アフリカっぽい雰囲気を感じますが、どうなんでしょうか。気になります。独特の雰囲気があり、かっこいいです。

たくさんのカメラも売っていました。古そうですが、まだ使えるのでしょうか。こうやって並べると、レトロな雰囲気が重なって、おしゃれです。カメラに合わせたケースも作りが丁寧で素敵です。

レトロな陶器かガラスの人形が。水着でしょうか。カラフルでレトロな衣装もかわいいです。ちょっとセクシー。一体一体衣装や髪形、ポーズが違ってみんなかわいいです。

いくつか買って、並べて家に飾りたくなります。

衣装がかわいい。靴まで履いていて、こだわりがすごいです。赤毛のショートヘアも、おしゃれです。

赤いレンガの教会が、市場を見守っています。

    

蚤の市のお隣のカフェで、チーズたっぷりのオニオンスープを食べました。

チーズたっぷりのスープです。写真の、細い糸のように見えるものがチーズです。

寒い冬の朝に蚤の市をうろうろした後に食べたので、冷えた体がじんわり温まりました。

スポーンですくうと、チーズがびよ~んと伸びました。とても美味しかったです。特に、冬に市場散策をした後は、ぜひオニオンスープを。

  

11.士林市場(台北,台湾)

士林市場は、地元の人たちや観光客でにぎわう市場です。

市場周辺には、散策しながら手軽に食べられる美味しいグルメの屋台や、射的など懐かしいゲームの屋台もあります。

ダーツで風船を割るゲームの屋台です。商品が並んでいます。

射的屋さんのお隣には、食べ歩きもしやすそうなカットフルーツ屋さん。南国のフルーツは、どれも美味しそうです。

金魚すくいや、日本ではあまり見ない「エビ釣り」もありました。採ったら家に持ち帰って食べるのでしょうか。気になります。

小さな釣り竿でエビを釣ります。大人も夢中になっています。

地下はグルメ街となっており、台湾らしいご飯を食べるのにもおすすめです。海鮮、スープ、揚げ物、天津、スープなどなど、実に色々なお店があります。まず1周してから、何を食べるか決めましょう。

私が士林市場を訪れたのは、16時頃だったと思いますが、夕方から夜に近づくにつれて、どんどん人出が増えていきました。夜にはきっと、もっと華やかで賑わっているのだろうと思います。

  

小籠包

地下のレストラン街で、小籠包を食べました。熱々で、リーズナブルで、肉汁がじゅわっとでてきて美味しかったです。

  

台湾式クレープ(名前がわかりません。ごめんなさい。)

まず驚いたのは、その作り方です。中の具になる揚げ物(カラッと揚がっている)をハンマーで細かく砕き、それをくるくるとクレープ生地に巻いて完成!クレープは、日本で食べるものよりも少し厚くて甘さもあまり無く、もちっとしていました。

私は甘いピーナッツ味を注文したのですが、甘さはかなり控えめでしたが、その分香ばしい感じで、ボリュームがありました。

甘いものは、ほかにも里芋やごま味がありました。しょっぱいものでは、カレー味、スパイシー、豚肉フレーク(ひき肉でしょうか)などがありました。台湾でカレー味というのも気になります。  

店員さんが、手際よく作ってくれます。作るのを見ているだけでも楽しいです。

  

12.カンボジアの市場(カンボジア)

カンボジアを訪れたのは今から7年ほど前です。よって、記憶は曖昧です。どこの街の市場に行ったのかも思えていないのですが、首都プノンペンに滞在し、シェムリアップのアンコールワットを見に行ったので、おそらくどちらかの街の市場だと思います。

カンボジアの布製品は美しく、ストールやポーチ、小さな布の小物入れなどを市場で買ってお土産にしました。

ベトナムの「チェー」に似ています。カンボジア風デザートでしょうか。お餅と、シロップのような液体と、パパイヤなどがあります。

マンゴスチンにリンゴ、みかんもあります。

市場の女性たちは皆働き者で、元気が良い。

  

  

【まとめ】

世界の市場、いかがだったでしょうか。 

2023年に訪れたベトナムのダナンとホイアン以外はコロナ以前のようすなので、現在とはようすが多少異なると思います。しかし、市場はどんな時にも、その土地の食べ物、人、文化に触れられる魅力的な場所です。

今後も、旅先で市場を巡っていきたいと思います。

また、世界のどこかで魅力的な市場と魅力的な人たちに出会いたいです。

世界でまた面白い市場に出会って、美味しいごはんが食べられるように、世界が平和になりますように。

  

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