冬の秋田県湯沢市へ☆1泊2日の小安峡温泉旅行

【旅のプロローグ】

2022年1月上旬。秋田県の湯沢市に温泉旅行に行きました。

新型コロナウイルスのオミクロン株が増えてきた頃で、少し躊躇しましたが、旅好きの私がもう2年も旅をしていない・・・

これからどんどんコロナは増加する。行くなら今しか無い。

そして、できるだけ人のいない所に!コロナがいなそうな所に!

という事で、選び抜いたのが秋田でした。

旅の目的は、

①温泉でゆったりゆっくり

②おいしいご飯

③ちょこっと観光

1泊2日の秋田県湯沢旅行です。

【旅の全貌】

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冬の秋田といえば、雪が見所。

たまたま行った日は晴れていて、除雪もしっかりしていたため運転にはそれほど困りませんでした。

さすが雪国。除雪がすごい。

両脇には、除雪でできた雪の壁がドーーンとありました。1.5mくらいはありました。

初めて見ました。雪の壁。

あと、屋根の雪下ろしをする人々。初めて見ました。雪下ろし。はしごで屋根に登り、スノーダンプでがんがん雪を下ろしていました。

雪国だなあ、と思いました。

みなさん、どうか、お気をつけて。

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宿の正面玄関

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ロビー。清潔感があり、植物が丁寧に飾ってある。おもてなしの心を感じました。

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部屋のようす。窓の外は半分以上雪!これぞ秋田の冬!

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お風呂は、大浴場1つ(屋内)と部屋の檜風呂の2つでした。

小さな宿なので、それほど大きくは無いですが、宿泊している人も少ないので空いていました。そして時間がかぶらなければ、貸し切り状態でした。

お湯は柔らかい、優しいお湯で、気持ち良いです。温度もちょうど良い。リラックスできました。

ちなみに私は、夕食前と朝の2回入りました。

木のぬくもりを感じる脱衣所と洗面所

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お風呂。窓の外は雪景色。

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秋田の食材を使った、手の込んだお料理は、季節によって変わるそうです。

大人っぽいメニューで、とても美味しかったです。

日本酒が飲めたらさらに最高だと思います!(私は飲めませんが)

食事の量は、旅館にしては控えめで健康的な感じです。

なので、しっかり食べたい方は、ご飯をおかわり(できるかな?)すると良いと思います。ちなみに、茸アヒージョに塩を足して、ご飯と一緒に食べるとすごく美味しいです!!

ご飯は秋田の代表的なお米「あきたこまち」です!!

あきたこまちは、何というか、慎ましい美味しさ。それが、山菜ときのこのアヒージョに合う!!

ぜひお試しあれ。

食べ物を買える売店も無いので、部屋飲みしたい方や、夜食が欲しいなと思う方は持参しましょう。

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夕ご飯の前菜。大人!!!

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茸とアヒージョ。きのこと山菜が入っていました。

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ちょっと暗いですが。お品書き。

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皆瀬牛が、ご当地牛みたいです。

しっかりと肉感がありつつも、柔らかくて、噛んでいる内にうまみが出てくる美味しいお肉でした。

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宿には、売店と言える売店はありませんが、お土産コーナーがありました。

秋田の名物をよく知らないで行ったので、これが秋田名物かあ、と知れて楽しかったです。

稲庭うどん、秋田犬の小銭入れ、トマトジュース、ニテコサイダーというご当地サイダーを買いました。

宿のお土産コーナー

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秋田名物「いぶりがっこ」

美味しいですよね。たくさんをいぶした香りと、あの歯ごたえ。

夕ご飯で出てきた前菜では、いぶりがっことチーズと干し柿のコラボが最高でした。

それにしても、歯ごたえが良い。噛むと、頭蓋骨に噛む「ポリポリ」という音が響きます。

食事会場では、団体ごとに簡単な仕切りがあったのですが、誰かがいぶりがっこを食べていると、絶対に音で分かるという。

「あ、今、隣の誰かがいぶりがっこ食べてるな。」と。

逆に、私がいぶりがっこを食べるタイミングも、周囲にバレバレなのです。

隠れてこっそり食べるのは、不可能な食べ物ですね。いぶりがっこ。

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お世話になりました。

「小安峡温泉 お宿 山の抄」さん。

私が思うに、このお宿の魅力は、

①街から離れた小さな宿なので、秘境感がある。

②心を落ち着けて静かに過ごせる。

③秋田の食材を使った美味しいご飯と、お湯を楽しめる。

かなと。大人向けの宿。または静かに過ごしたい人にぴったりの宿だと思います。

派手ではないので、そういうものを求めている方は、別の宿が良いかもしれません。

私は、いつもの現実世界から切り離されて静かに過ごせて良かったです。

美味しくて手の込んだお料理と、丁寧なおもてなしに満足です。

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「道の駅おがち」

秋田名物が豊富にあって、眺めているだけでも楽しいです。

稲庭うどん、バター餅、秋田のお酒、おまんじゅう、いぶりがっこ、いぶりがっこのディップ、秋田犬グッズ、ご当地キティちゃん(かまくらにキティちゃんが入っていて可愛かった)などなど。

稲庭うどんのカップラーメンが気になって購入し、後日食べました。出汁もしっかりしていて、お家で手軽に楽しめるので、お土産におすすめ!(500円くらいして、ちょっと高いですが。)

バター餅は、初めて食べましたが、柔らかくて優しい甘さ。

ういろうの甘さに近い。秋田県の人はバター餅が大好きだと聞いたことがあるような。美味しかったです。

平日の午前中だったので、外の屋台はほとんどやっていませんでした。土日だと、屋台がオープンして楽しそうです。ちなみに、私はいぶりがっこ入りの大判焼きを食べてみたかったですが、土日のみと言うことで食べられず。興味のある方は、ぜひお試し下さい。いぶりがっこの食感と、大判焼きの甘みがマッチして、おいしいんだろうなあ・・・と予想。

宿泊した旅館からは、車で30分弱ほどでした。

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道の駅おがち

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二味天せいろ。タレが2種類楽しめる。

「八代目 佐藤養助 総本店」

ネットで検索して発見したお店。とっても美味しく、良いお店でした。

11時開店で、11時過ぎに行きました。サラリーマン風男性と、ご夫婦が来店。空いていました。

注文したのは「二味天せいろ」1800円

稲庭うどんはキラキラしていて美しく、歯ごたえあり、のどごしツルッとしていて、本当に美味しい!

天ぷらも美味しかった!

メニューには、温かいメニューや、グリーンカレーの稲庭うどんなど、攻めてるメニューも多くあったので、次回挑戦したいと思います。お取り寄せもやってますよ。

会計の後、お土産に「稲庭うどんの切れ端」をくれたのが嬉しかったです。帰ってから食べました。

不揃いな短い麺がまた、美味しかったです。ごちそうさまでした。

レストランの横には、佐藤養助の売店もあり、稲庭うどんやタレ、カップ稲庭うどんなども売っているので、家族や友人、自分へのお土産に◎

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キラッキラの稲庭うどん

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「ニテコサイダー」

ちょっとご紹介。宿のフロントで売っていたご当地サイダー。

すっきりとしていて美味しいです。

そして何よりパッケージがカワイイです。お土産にいいなあと思いますよ。

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以上、秋田県湯沢旅でした。

秋田には他にも良い温泉や横手やきそばなどの名物もあります。季節が良くなったら行きたいと思います。横手やきそば巡りしながら横手の温泉巡りをしても楽しそうです。

※今回は天気に恵まれましたが、冬の秋田はやはり雪が多いことも多々あります。旅行の際は、お気をつけて。

  

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