2024年で40周年☆三陸鉄道リアス線を制覇し、久慈駅周辺で「あまちゃん」ゆかりのグルメを巡る旅~盛駅から久慈駅まで~

2023年、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」が再放送されました。

個性豊かで登場人物たち、美しく豊かな海。笑って泣けて登場人物全員を応援したくなる素晴らしいドラマ!だと思います。

そこに登場し、ドラマ全体を通して一つの柱になっているのが「三陸鉄道」です。また、岩手県久慈市周辺は、主人公アキたちの住む町のモデルになっています。

ということで、「あまちゃん」を見ているうちに、三陸鉄道に乗ってみたくなりました。

私は特別鉄道好きというわけではないのですが、トコトコ列車に揺られて旅をするのは楽しそうだなと思い、三陸鉄道リアス線を制覇する計画を立てました。

岩手県大船渡市の盛駅から宮古駅を経由し、リアス線最北端の久慈市まで行く、全行程163kmの三陸鉄道の旅に出ました。その様子を紹介します。

ちなみに旅に出てから気づいたのですが、三陸鉄道は来年、開業40周年だそうです!おめでとうございます!

さあ、出発です。

  

【目次】

1.盛駅(岩手県大船渡市)

2.三陸鉄道(盛駅~宮古駅)

3.宮古駅(岩手県宮古市) 待ち時間90分

4.三陸鉄道(宮古駅~久慈駅)

5.久慈駅(岩手県久慈市)15時31分到着

6.三陸鉄道(久慈駅~盛駅)

  

【旅の記録】

1.盛駅(岩手県大船渡市)

三陸鉄道の旅のスタートは、岩手県大船渡市の盛駅です。

オレンジ色がかわいい駅舎です。

切符は駅に入って右手にある自動販売機で購入できます。現金のみなのでご注意を。

数えてみたら、盛駅から久慈駅まで、全部で41駅ありました!

どんな駅、どんな景色が待っているのでしょうか。わくわく。  

 

ホームへ出ると、ゴルゴ13が!

なぜこんなところにいるのか調べてみたところ、作者のさいとう・たかを氏の奥様が岩手県花巻市の出身で岩手にゆかりがある関係で、ここにいらっしゃるようです。

ちゃんとゴミを正しく捨てなきゃ、という気になりますね。

天気は上々。これから乗る汽車が見えてきました。  

白い車体に、青と赤のラインの模様が入っています。赤・青・白で「さんてつトリコロール」と呼ばれているそうです。

白は三陸の人々の清らかさ、青は海、赤は漁師の情熱でしょうか。いや、ホヤの赤かもしれません。いや、鉄かも。予想ですが。知っている方がいたら、教えていただきたいです。  

1両編成です。かわいい!  

平日の朝で、学生の登校時間を少し過ぎていたこともあり、車内は空いていました。

車内に入ると、なんとボックス席です!ほっこりします。シートも温かみのある赤色で可愛い!

窓側に小さなテーブルがあるのも嬉しいです。

海側に席を確保し、出発を待ちます。  

  

2.三陸鉄道(盛駅~宮古駅)

さあ、出発。宮古駅に向かって北上していきます。

  

陸前赤崎

良い天気。

 

綾里(りょうり)

綾里駅から北に向かう線路。うーん、味わい深いです。2時間ドラマに登場しそうな雰囲気があります。

 

恋し浜

小石浜→こいしはま→恋し浜 ということで、今は恋人たちの聖地っぽい感じになっているようです。

駅舎にホタテ貝の絵馬があったり、ホームに鐘があったり、駅名の看板も他の駅と違ってちょっとステキな雰囲気のものになっています。

恋し浜に来た記念に、ホタテ貝に皆さん思いのたけを書いています。すごい数。

こんなにホタテがとれるんだなあ…ホタテ、食べたいなあ。

鐘があります。鳴らすと、結ばれるとか??

駅から少し離れていますが、遠くに浜が見えます。

今回だけなのかわかりませんが、下りの時には特に止まらず、上りの時には少し停車時間がありました。駅に降りたい方は、停車時間を確認していくと良いと思います。

周辺には何も無さそうなので、次の電車を待つのは少し大変かもしれません。

「あ、私たちは恋人なので、2人でいれば1時間でも2時間でも平気ですよ。」という方々には良いと思いますが。あ、でも、本当に良いんですか?冬は寒いですよ。

ちなみに、恋し浜駅を出発した汽車は、すぐにトンネルに入ります。この辺りも、なかなか考えさせられるポイントです。

  

甫嶺(ほれい)

初めて聞く地名がたくさんあります。

ほ、ほれいとは???

金のしずく。金が採れる(た)のでしょうか。 

↓ 

  

三陸

駅のキャッチコピーの「科学の光」とは、いったいどういうことなのでしょうか。

どのあたりが、科学なのでしょうか。何か研究所などがあるのでしょうか。まだまだ研究が必要です。

「小枝柿」というのが名物のようです。干し柿がずらりと並んでいました。なんだかほっこりします。

取って食べても良いのでしょうか。三陸の冬の旅のお供にぴったりだと思うのですが。たぶんダメですね。

干し柿がホームにつるされているなんて、初めて見ました。面白い。

海とのコントラストも味わいがあります。

    

吉浜

「キッピンアワビの海」とあります。

アワビの産地のようです。新鮮なアワビ、食べてみたいです。

穏やかな海が見えました!きれいです。  

     

唐丹

鮭の遡上する川があるそうです。

看板の後ろには大きな水門があり、海は見えません。震災前には海が見えたのかもしれませんね。 

↓ 

   

平田(へいた)

ひらた、ではなく「へいた」と読むようです。

紹介に「いさり火大観音」とあります。電車の東側の窓から、巨大な観音様の後ろ姿が見えます。

釜石を守る「釜石大観音」です。  

    

釜石

イオンです!大きなイオン登場!!

都会!都会です。

橋好きの皆さん、赤い鉄橋が登場しました。

釜石は、製鉄とラグビーが有名な街。北日本製鉄所の文字が見えます。

ホームの柱に、ちょっと素敵な鉄の飾りのようなものがついています。

やはり、鉄の街だからでしょうか。

JRの電車が見えました。グリーンの車体。こちらはJR釜石線。花巻駅までつながっています。

↓  

  

両石

「恋の峠 愛の浜」とは、いったい…

そのような甘い雰囲気は、私はあまり感じませんが…興味のある方は、調べてみてください。

看板の向こうに赤い神社が見えます。この辺りに秘密があるのでしょうか。

    

鵜住居(うのすまい)

駅名の紹介には「トライステーション」とあります。

ラグビーのスタジアムがあります!

鵜住居の駅舎には、子どもの絵のような、かわいい絵が描いてありました。  

窓から「釜石鵜住居復興スタジアム」が見えました。

冬の平日なので、人気は無くひっそりとしていましたが、試合の日にはにぎやかになるんでしょうね。そんな景色を想像しつつ、次の駅へ。

    

大槌(おおつち)

線路好きの皆さん、どうですか。この、なんというか、電車のストッパー。萌えますかね。

↓  

  

吉里吉里(きりきり)

井上ひさしの小説「吉里吉里人」のモデルとなっているといわれる場所です。 

珍しい地名ですね。でも、なんだか縁起の良い気がします。 

   

浪板海岸(なみいたかいがん)

浪板海岸の駅舎です。

あ、ぼやけた写真になってしまいました。

浪板海岸は、サーフィンの名所だそうです。三陸海岸はリアス式海岸のぎざぎざに囲まれているので、波が穏やかなのが良いのでしょうか。

木村拓哉が昔、サーフィンをしに来たとか来ないとか。

この写真ではよくわかりませんが、青色とターコイズブルーの2色がはっきり見えて、本当にきれいです。

 

岩手船越(いわてふなこし)

木で作られた、かわいい駅舎が登場。

岩手船越駅は、本州最東端の駅なのだそうです!!

こんなところに、ひっそりと最東端が!!

最南端とか最北端とか最西端とか、端好きの方はぜひ、岩手船越駅へ。

「鯨と海の科学館」が見えました。つなみがここまで来たという印が壁に書かれています。

アナウンスによると、マッコウクジラの骨格の標本を見ることができるそうです。

  

織笠(おりかさ)

    

陸中山田

陸中山田駅は、ちょっと大きな駅です。

車内のアナウンスによると、海に関する色々な体験ができる街なのだそうです。

楽しそうですね。

  

豊間根(とよまね)

新しい、きれいな駅舎です。

  

払川(はらいがわ)

新たな希望。

    

津軽石(つがるいし)

鮭をアピールしている駅は何駅かありますが、この駅では熱烈に鮭を推しています。

車内から見たので、詳しくはわかりませんが、布で作ったようなカラフルな鮭がたくさんつるされていました。

木彫りの鮭が、ホームに飾られていました。

津軽石川を上る鮭のようすで、希望を表現しているみたいです。躍動感があります。

↓  

  

八木沢・宮古短大

学生が2人、降りていきました。

  

磯鶏(そけい)

なぜ、「い」を読まないのか。地名というのは、本当に不思議です。しかも磯と鶏の組み合わせ…地元の方に、由来を聞いてみたいです。

蒸気機関車が展示してありました。昔、走っていたのもでしょうか。  

鉄道好きには、たまらないかもしれません。  

正面の窓に、何本もの線路が見えてきました。

↓  

  

宮古(みやこ)

宮古駅に到着しました!!遠かった!!

宮古市には「浄土ヶ浜」というありがたい雰囲気が漂う名前の海の景勝地があります。

下の写真は、跨線橋の上から撮影しました。

絵になりますね。山、線路、電車。海は…見えません。

しかし、なかなか味わいのある景色で素敵です。冬の晴れた日ののどかさと、ちょっとした寂しさを両方感じます。

ちなみに、鉄道好きの皆さん、乗ってきた車両にはこんな表示がありました。

 

宮古駅です。時計の下の看板に三陸鉄道とJRのマークが描かれています。なんだか平和的で良いですね。クリスマスが近いので、ツリーが飾ってありました。

駅前のポストに、何か載っています。上の部分にあるのは…浄土ヶ浜です。

ポストに浄土ヶ浜が乗っていました。かわいいです。

駅に向かって右手に、三鉄グッズを扱うお店「さんてつや」がありました。

食べ物や雑貨など、様々なグッズが売っています。各駅のキーホルダーやマスキングテープなどオリジナルグッズがとっても可愛くておすすめです。地元のものを使った食べ物もおすすめ。

私は、旅のおやつにしようと「のだ塩クッキー」(300円)を買いました。サクサクで、ほんのり隠し味的に塩を感じて美味しかったです。ぜひ、自分や友人などに三鉄グッズのお土産を。

駅前の…これは街灯でしょうか。カモメがいました。

この日は強風で、宮古駅への到着が15分ほど遅れました。しかし、安全第一です。

無事に到着し、1時間ほど宮古を散策することができました。

  

3.宮古駅(岩手県宮古市) 待ち時間約70分

さあ、いよいよ旅の後半。久慈駅に向かいます。

切符を購入しようとしたところ、販売機の調整中だったので、みどりの窓口に行きました。

切符を買ってみて、びっくり! 

手書きの切符です。初めて見ました。駅名と値段が書いてあります。

そして、下の駅名のところにパンチで穴を開けてあります。駅員さんが手作業で開けていました。

こんな切符、ほかにあるでしょうか。

この切符を見たい方は、みどりの窓口へ行きましょう。ちなみに、みどりの窓口に入って右手がJR、左手が三陸鉄道の窓口でした。

駅の手形も売っていましたので、集めている方はこちらへ。

    

4.三陸鉄道(宮古駅~久慈駅)

宮古

これが三陸鉄道の車両の全体像です。赤と青の模様が、橋のようにも見えます。

0番線、というのは、何なのでしょうね、都会ではあまり聞かない気がします。   

これから久慈に向かう車両です。またしても、1両です。

さあ、いくぞ。一人でもがんばるぞ、という気合を車両が醸し出している気がします。

写真にとらなかったのですが、右側には「落ちない猫」?だったかな?という猫の置物がありました。受験生の皆さんは合格のお祈りをすることをおすすめします。

久慈へ向けて出発!

    

山口団地

見逃しました。残念。

途中で、宮古のパン屋さんで買ったシナモンロールを食べました。表面がサクサクで美味しかったです。ヤギのミルクを使っているそうです。珍しい。

宮古はどうやら、ヤギ推しのようです。

    

一の渡(いちのわたり)

    

佐羽根(さばね)

駅の周りは山です。よく看板を見てください。サルがいます(人形)。

手前には熊です。「熊出没注意」とあります。気を付けましょう。

  

田老(たろう)

珍しい地名です。響きだけだと、人の名前ですね。

  

新田老

田老からすぐに次の駅、新田老に着きました。

これまた、人の名前。

  

摂待(せったい)

何でしょう、この地名は。「せったい」かあ…接待じゃなく摂待。

サラリーマンは、ちょっとドキッとする地名かもしれません。

震災の後に建てた慰霊碑でしょうか。公園のようにきれいに整備されています。すぐ後ろに、立派な防潮堤があります。  

  

岩泉小本

見逃したようです。

  

島越(しまのこし)

駅の紹介にある「カルボナード」とは、フランス地方の郷土料理で、牛肉のビール煮込みだそうです。

または「黒ダイヤ」。かと思ったら、宮沢賢治の作品に関係があるそうです。

水門の上に、三陸鉄道の車体の監視室でしょうか。

  

  

田野畑

白くて素敵な駅舎です。

   

普代(ふだい)

    

白井海岸

ウニ、食べたい!

    

堀内(ほりない)

海がしっかり見えます。

三陸鉄道からの一番の海ビュースポットがここです。三陸を紹介するポスターにも使われる場所で、この間、汽車はゆっくりと通過します。

三陸の海らしい景色が広がります。

    

野田玉川(のだたまがわ)

あまちゃんのロケ地だそうです。主人公の「あまちゃん」ことアキが、うに丼の販売を行う駅として登場します。

    

十府ヶ浦海岸(とふがうらかいがん)

    

陸中野田(りくちゅうのだ)

「あまちゃん」ロケ地の表示がありました。

主人公のアキが、高校を卒業して上京する種市先輩を見送るシーンで登場します。

白く、美しい駅舎です。

野田は塩の産地でもあります。「塩の道」と呼ばれる、牛や馬の背に塩を乗せて内陸へ運んだ道があります。駅では、のだ塩や、のだ塩を使ったお菓子などのお土産が並びます。

  

陸中宇部

うっかり写真を撮り逃してしまい、だいぶ久慈に近づいてしました。

変わった形の建物が見えました。

  

久慈

久慈に到着です!!

   

5.久慈駅(岩手県久慈市)15時31分到着

久慈駅

久慈駅に到着したのは夕方。車体に着いた雪が、寒さを語っています。

久慈駅の跨線橋です。

橋の上の部分には、力強さを感じる大漁旗が。そして、記念撮影かできるパネルが。「あまちゃん」のあまちゃんとユイちゃんと三陸鉄道をバックに写真を撮ることができます。

汽車の正面の「北三陸」の表示も、ドラマの雰囲気を味わえます!あまちゃんファンの皆さん、ぜひここで一枚記念撮影を。

潮騒のメモリーズです。  

跨線橋から見た久慈駅と三陸鉄道です。

久慈駅の駅舎です。オレンジ色が、かわいい!

琥珀、恐竜、北限の海女の街、久慈。

    

久慈駅周辺では、「あまちゃん」ゆかりのグルメに出会えるお店に行きました。

「あまちゃん」に登場する喫茶店リアス亭のモデルになったと言われる喫茶「モカ」で卵サンドを食べました。

たまごサンドは、はっきり言って最高でした!!!

美味しい!!!超美味しい!!!びっくりするくらい美味しい!!柔らかくて温かくて、ほんのり甘いたまご焼きとオーロラロースの相性が抜群!!!限りなく優しくて、飲めるたまごサンド、と言いたいくらい優しいです。その温かさは、布団乾燥機をかけた後の暖かくてふわふわの布団みたいです。食べた瞬間、その布団に囲まれているみたいな幸せな気分になります。

は~~~!!美味しい!!!

うっとりする美味しさでした。ごちそうさまでした。

昨今の物価高騰のあおりを受けて値上がりしたようで、たまごサンドは単品で450円、飲み物とセットだと700円でした。それでも、食べ応えがしっかりあるので良心的な価格だと思います。

店内は「昭和の喫茶店」という雰囲気です。水槽があり、少し抑えめの照明で落ち着く空間でした。また、壁にはあまちゃん出演の俳優さんやパラパラ漫画の作家さんなどからの色紙がずらりと飾られていました。あまちゃんファンは、それを見ても楽しいと思います。

また、カウンターやお店の雰囲気は、確かにアキちゃんや春子やベンさんや海女さんたちが集うあの喫茶店の雰囲気そのままでした。

    

「あまちゃん」にも登場する名物「うに弁当」を買いました。

お店は朝7時に開店だったので、開店すぐに電話予約をし、汽車の時間に合わせて取りに行きました。

物価高騰のあおりを受けてか、事前調べよりも少し高めの2,200円でした。

すこしひるみましたが、ここまで来たら、と購入。それをもって、汽車に乗り込みました。

  

6.久慈駅~盛駅

朝、通学時間と同じくらいの時間に出発しました。

陸中野田駅では、高校生がたくさん下車していきました。男子:女子=7:1くらいの割合でした。

外の景色を眺めつつ、車内が空いたところを見計らって、うに弁当タイム。

堤の紙には、鮭、イクラ、ウニ、そして三陸鉄道の絵が描かれています。

さて、いざ、オープン。

蒸しウニがずらり!すごい!

白いご飯の上に、たっぷりの蒸しウニが隙間なくのっていました。

割りばしで、たっぷりすくっていただきます。おいしい!!!すっごくおいしい!!

ウニの香りが口いっぱいに広がります。美味しい!漬物もパリパリで、すごくおいしい!!

「あまちゃん」のアキが、モリモリほおばりたくなる気持ちがわかります。

三陸鉄道、ボックス席、のどかなこの景色と合わせて、最高です。

  

【三鉄グッズのおみやげ】

三陸鉄道の車両のミニティッシュボックス

とにかくかわいい!三陸鉄道そのものです!

しかも100円!

11cm×5.5cmのかわいいサイズ感!飾ってもよし、使ってもよし、友人にあげてもよし!

  

【三陸鉄道の旅のまとめ】

はっきり言いましょう。三陸鉄道から見える景色は、

トンネル:山:街&民家:海=6:2:1:1です。

※私の個人的な感覚です。

線路の地図を見てみるとわかるのですが、リアス式海岸がギザギザしている関係で、海は時々しか見えません。しかし、見えた時の喜びは大きいです。また、トンネルが多いのもリアス線の特徴なのですが、トンネルに入る前に「フォッ」と汽笛が鳴ります。よって、汽笛好きの方にはたまらない路線といえるのではないでしょうか。

今回、冬の旅ということで、景色は北国の寒々しいちょっと寂しい感じでした。しかし、これも味わいがありますが、おそらく夏は木々に葉が茂り、緑と海の美しい景色が見られると思います。紅葉や桜を追いかけるのも楽しそうです。南北に長いことを生かして、さまざまな景色を楽しむことができると思います。また、季節を変えて乗ってみたいと思います。皆さんも、ぜひ。

  

【冬の鉄道旅の持ち物について】

基本的な旅行グッズの他に、あるとよいものを紹介します。

□水筒

□メモ帳とペン

□路線図(地図)

□文庫本

□あめ

□マスク

□冬は寒さ対策。特に下半身は温める。

□手袋!!

 

【寄り道した場所】

シナモンロール(¥280)を買って食べました。ヤギのミルクを使ったパンやデザートを買えるお店で、素敵な雑貨も売っています。オシャレな雰囲気です。店内でお茶もできます。

  

お昼ご飯に鍋焼きうどん(¥1,100)を食べました。お寿司を食べようと思ったのに、張り紙に魅かれて、気が付いたら鍋焼きうどんを注文していました。冬だから、仕方ないですね。お麩やかまぼこ、ゴボウの天ぷら、セリ、イクラが乗っていて熱々で美味しかったです。

  

甘いものが食べたくなり、ショートケーキを1つ買いました。ちなみに、ショコラ何とかという大福のようなフォルムのケーキで、柔らかい求肥の皮にたっぷりのショコラクリームとやわらかいスポンジが入っていました。クリーム好きには、たまらない一品といえるでしょう。美味しかったです。

店内には、あまちゃんの撮影で訪れた俳優さんたちのサインや写真が飾られていました。

  

ハツ、モモ、皮の3本と、カクテルを1杯注文しました。まずカクテルとお通しを出してくれたのですが、このお通しの鶏肉(蒸しかな?)が素晴らしく美味しかったです。焼き鳥は、焼き上がりが柔らかく、美味しかったです。

しかも、店員さんが「よかったらどうぞ」とひざ掛けを渡してくれました。気遣いが嬉しかったです。ありがとうございます。いつかまた、行きたいです。

  

大船渡では有名なカレーうどんのお店らしいということで、行ってみました。

桃色のかわいい、小さなお店です。

カレー南蛮うどんは辛口しかないということで、チーズカレー南蛮うどん(¥960)を注文しました。

確かに、しっかり辛さはありましたが、美味しいカレーでした。驚いたのは、うどんの太さ。通常の2~3倍くらいある気がします。あまりに太すぎて、すすれませんでした。でも、本当に美味しかったです。体も温まりました。 

   

※記載に間違いなどがありましたらすみません。また、公式情報は三陸鉄道のHPに、かなり詳しく掲載されていますので、この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひそちらをご覧いただければと思います。

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