Poland Warszawa
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ポーランドの首都ワルシャワ。
旧王宮の前には、季節が来ると巨大なクリスマスツリーが設置される。
人々は、足を止めてクリスマスツリーを見つめます。
私はそこに、平和な世界への感謝と喜びと願いを感じました。
【クリスマスツリー(絵本)】
人々が足を止める
静かな街
王宮前に飾られた クリスマスツリーの前で
仕事から帰る人
学生たち
観光客
お母さんと女の子
老夫婦
恋人たち
足を止め 見上げる人
語らう人
写真を撮る人
待ち合わせする人
陽が傾いて 王宮は赤く染まり
ツリーは人々に微笑みかける
道行く人の
平和と幸せを願って
おわり(2017年12月10日作成、2022年4月2日発表)
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【ポーランド共和国について】
国名:ポーランド共和国(Rzeczpospolita Polska/Republic of Poland)
国名の意味:平原
首都:ワルシャワ(Warszawa)
面積:31.3万㎢
人口:約3,785万人
周辺国:リトアニア、カリーニングラード(ロシア連邦の飛び地)、ベラルーシ、ウクライナ、スロバキア、チェコ、ドイツ
気候:北西部は温帯気候、東部や南部の山岳地帯は冷帯気候。はっきりとした四季がある。
国旗:上半分が白色、下半分が赤色の横2色旗。もともとは、建国者レヒが夕日を背景に飛ぶ鷲を見て旗にしたとされる。しかし、19世紀の独立運動の中で、白は共和国の尊厳を、赤は自由を表すものとなった。調べた中では、赤は実直さや善を、赤は勇敢さを表すというものもあった。
政体:共和制(2004年5月からEUに加盟)
言語:ポーランド語(公用語)、ドイツ語
民族:ポーランド人96.7%
宗教:カトリック88.6%、ポーランド正教1.3%、プロテスタント0.4%
通貨:ズロチ(1ズロチ≒27円) ※ズウォティとも
国花:パンジー
農産物
ライ麦:2,170,000トン(世界第2位)※第1位はウクライナ 〔2018年〕
えん麦:1,170,000トン(世界第5位)※第1位はロシア 〔2018年〕
ばれいしょ(じゃがいも):4,780,000トン(世界第9位) ※第1位は中国 〔2018年〕
キャベツ類:990,000トン(世界第9位) ※第1位は中国 〔2018年〕
てんさい:14,300,000トン(世界第6位) ※第1位はロシア 〔2018年〕
ホップ:1,700トン(世界第9位) ※第1位はアメリカ合衆国 〔2018年〕
チーズの生産:744,000トン(世界第6位) ※第1位はアメリカ合衆国 〔2018年〕
※農業国であるが、土地生産性が低いことが課題。
大使館:
〒153-0062 東京都目黒区三田2-13-5
℡番号 03-5794-7020
【ポーランドの略歴】
1025年 ポーランド王国が成立
1569年 ポーランド=リトアニア共和国が成立
1772年、1793年、1795年 3度にわたってロシア、プロイセン、オーストリアの3国によって分割され滅亡
第1次世界大戦後 1918年 共和国として独立
1939年 ソ連とドイツに分割された
1945年 旧ソ連の影響下で国民統一政府が発足
第2次世界大戦では、人口の約5分の1が死亡した。
1989年 東欧初の非共産政権が成立
【ワルシャワの観光や見どころ】
旧市街(旧市街広場、バルバカン、人魚像) ワルシャワの街は第2次世界大戦でナチス・ドイツにより徹底的に破壊された。しかし、ワルシャワ市民たちの街への愛情と惜しみない努力により「ひび一本に至るまで」と言われるほど緻密に復元された。
人々の思いを考えると、感動します。
ショパン ショパン博物館、聖十字架教会、街角のショパンが流れる椅子など、ショパンを感じるものが街中にあります。ショパンコンサートなどに行ってみるのも〇
文化科学宮殿 スターリンから贈られた巨大な建築物。迫力がある。同時に、ロシアとの歴史についても考えさせられる。ワルシャワの人々の思いは複雑なのだそうだ。
【ポーランドご飯&カフェ&B級グルメ】
〇ポークカツレツ
〇ピエロギ(水餃子の一種)
〇ゴロンカ(骨付き豚もも肉のグリル)
〇ジューレック(発酵ライ麦を使ったスープで、具はソーセージやゆで卵、ササゲのような豆、じゃがいもなど。個人的感想ですが、世界一美味しいと思います。)
〇ポンチキ(ポーランド代表するスイーツ。中にジャムやクリームなどが入ったポーランド風ドーナツ。甘くておいしい!モーニングにピッタリ。たっぷりのコーヒーかカフェラテとともに頂きたい!)
【ポーランドのクリスマスとクリスマスマーケット】
国民のほどんどが敬虔なカトリック教徒で、昔ながらの風習を大切にしている人が多い。12月24日には家族で障子をしてプレゼント交換、深夜に教会のミサに参列するというのが定番。
クリスマスマーケットは、12月24日の4週間前の日曜日から始まり、12月26日まで。
私が訪れたのは1月でしたが、ぽつぽつとクリスマスの屋台が残っており、旧王宮前や飲食店、大きな通りにはクリスマスツリーやクリスマスの飾りが残っていました。
また、お店や家の前にはもみの木の鉢が並んでいるところも多く、きっと1年を通して、クリスマスの雰囲気を感じられるものと思われます。
街灯なども、とってもセンスが良く、素敵です。
【ポーランドの有名人】
マリー・キュリー(キュリー夫人)
旧市街の近くにある、キュリー夫人博物館。ラジウムなどの放射性物質の研究によってノーベル賞を受賞したキュリー夫人(1867年~1934年)の生家が博物館として公開されています。
フレデリック・ショパン
ピアノの詩人と呼ばれたピアニストで作曲家。1810年ワルシャワ郊外で生誕。39歳の若さで亡くなった。20歳の時に活躍の場を広げるためにウィーンに旅立ったが、1830年11月に蜂起が勃発。常に故郷を思いながらも、2度と母国へ帰ることができなかった。
姉のルドヴィカが彼の「せめて心臓だけでも祖国に持ち帰ってほしい」という遺言を守り、死後、心臓がワルシャワへと運ばれた。
ワルシャワの聖十字架教会の本堂の柱には、ショパンの心臓が埋められており、今は静かに眠っている。
ミコワイ・コペルニクス
1473年~1543年。宗教裁判による迫害をを避けるため、死の直前に地動説を発表。
聖十字架教会のすぐそばに、コペルニクス像があります。その銅像も素敵nなのですが、その周辺の太陽系を表現した地面のブロックや太陽のオブジェが素敵です。
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【2022年2月24日にロシアによるウクライナ進行が始まってからのポーランドの状況】
2022年4月2日(土)。
ロシアがウクライナに軍事侵攻してから1か月以上が経ちました。その間、たくさんのウクライナ人やロシア人が亡くなっています。意義のない戦いのために(多分世界でたった一人の大統領だけのプライドのために)。たくさんの子どもたちも犠牲になっています。
ポーランドはウクライナからの難民を最も多く受け入れており、国連によるとその人数は200万人を超えたとのことです。
今後の動向が心配です。特にも、旅行したことがあり、素敵だったポーランドが、いま緊張の中にあることを心苦しく思います。
ウクライナで多くの人々が無差別に殺されていることには胸が痛いですが、その隣国のポーランドのことも、とても心配しています。
ポーランドはたくさんの難民の受け入れを行う一方で、脅威にもさらされています。
ポーランドは地理的に見て、ウクライナが侵略されれば次はポーランドという位置。
歴史的に見ても、ポーランドはロシアやドイツなど近隣諸国に何度も侵略されて今の平和をやっと築いた国です(もちろん、多くの国で、そのような歴史はありますが。)。第2次世界大戦のあと、やっとの思いで街を再建したポーランド。がれきの街を、元通りに復元させて大切にしているワルシャワ市民の思いを感じる旧市街の美しさ。ポーランドで見た素朴で美しい街、旧王宮前の幸せそうなクリスマスツリーを思い出すと、ポーランドを思わずにはいられません。
この戦争が、早く終わりますように。
そして世界が戦争や紛争や争いをやめて平和に向かえますように。
【参考文献】
「地球の歩き方」(チェコ ポーランド スロヴァキア) ダイヤモンド社
「2021 データブックオブザワールド」(二宮書店)
「新詳高等地図ー初訂版ー」(帝国書院)
※最新版のものではないので、多少古い情報も混じっているかもしれません。申し訳ありません。正確な情報を得たい場合には、最新版の書籍や、信頼できる情報元から検索してください。
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【問い合わせ】 rikoken.ch@gmail.com
コメント
منشور جميل ، لقد شاركته مع أصدقائي.
Buen post, lo he compartido con mis amigos.
Posting yang bagus, saya telah membagikannya dengan teman-teman saya.
Nice post, na-share ko na sa mga kaibigan ko.
Thank you.
I wish Polish peace.