ショパンのふるさとポーランド 旅行記4コマ漫画【旧市街広場まで歩く、ショパンが眠る聖十字架教会、ショパン博物館、世界一美味しい発酵スープ「ジュレック」】

Poland

ショパンの故郷、ポーランドの首都ワルシャワで一人旅したようすを紹介します。

  

静かな朝の空気を吸いながら、ホテルを出発し、新世界通り北に向かってのんびり歩きながら、旧市街広場を目指しました。

  

⑤旧市街広場までてくてく

【旧市街通りまでてくてく歩く日曜日の朝】

私が宿泊したホテルから旧市街までは約2Kmありました。ホテルは国立博物館のすぐ近くです。

ホテルから出て、新世界通りを北にてくてく歩きました。

朝ご飯は「ア・ブリクレ」で、ポーランド伝統のドーナツ風ケーキ「ポンチキ」とカフェラテ。

通りは、ツリーや飾りがかわいい街灯、リースなどがセンス良く飾られており、それらを見ながらのんびり歩くのは、本当に楽しい時間です。

途中、さまざまな銅像や、教会に寄りました。

冬の朝の散歩は、空気も澄んで、気持ちが良いのでおすすめです。

☆☆☆

⑥聖十字架教会

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ワルシャワのワルシャワの聖十字架教会

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【聖十字架教会】

ワルシャワ大学にほど近い、聖十字架教会。趣があります。きらびやかでなく、素朴な雰囲気ながら荘厳で美しい教会。

ここに、作曲家でもありピアニストでもある、フレデリック・ショパンの心臓が眠っています。

入り口を入ると、手前の柱にショパンの像と名前が刻まれているのを、すぐに見つけられるはず。

天才でありながら、国を追われ、激動の人生を送り、最期まで故郷のポーランドを思い続けて亡くなったショパン。ショパンの死後、「私の心臓はポーランドに」という彼の思いを姉が叶えたそうです。

ショパンが故郷に帰ることができて良かったです。

教会入り口前のキリストの像も素敵。

キリストの悲しみや、強い思いが伝わってくるようで、見とれてしまします。

ワルシャワの人々の、故郷や信仰への思いも感じられて素敵です。

必見です。

☆☆☆

⑦聖十字架教会2

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⑧聖十字架教会3

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【ワルシャワの聖十字架教会】

初日は日曜日だったので、ミサが行われていました。

静かで、落ち着いていており、優しく、厳かで神聖ではあるものの自然な雰囲気という感じがしました。だれでも教会の中に入ることができます。

教会の入り口に、物乞いのおばあさんが座っていて、どうしようかと悩みました。こんな寒い中、本当にここにいるしかないのだろうかと。無知な私にはわかりませんでした。でも、何かの本で、正しい・正しくないというのは後からでよいから、多く持っているなら分けてあげた方が良い、と読んだ気がしたので、寄付しました。

 

教会のイスの前の下の方にある台は、どうやら足のせではなく、膝を折って祈るためのもののようでした。そのように祈る人は、見た中では一人しかいなかったので、定かではありませんが。おそらく、正しくは図のような使い方です。無知は、怖いです。神様、信者の皆さん、ごめんなさい。でも、無知を知ることができました。

☆☆☆

⑨ショパン博物館

【ショパン博物館】

1番記憶に残っているのは、ショパンの手のレプリカ。

女性のように細く、小さく、繊細な手でした。

それに比べて私の手のごついこと・・・。ショパンは、こんな小さな手でたくさんの音楽を生み出したんだなあと、少し感動します。

祖国を追われ、死ぬまでポーランドを思い続けたショパン。亡くなってからですが、祖国に戻り、いま静かに眠ることができて本当に良かったです。

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⑩ワルシャワをうろうろ

【ワルシャワをうろうろ】

ワルシャワに着いて2日目は、王宮までの道を何キロも歩き、途中で定食屋さんや、目に入った飴屋さんなどにも寄りました。

ミルクバーと呼ばれる大衆食堂では注文の仕方がよくわからなかったのですが、店員のお兄さんが丁寧に教えてくれ、何とか定食と飲み物を食べることができました。

内容は、ビーフシチューにマッシュポテトにサラダ、サワージュースです。

メインは2種類から選び、サラダやデザート、ドリンクなどのサイドメニューは自分で選んで足すというシステムでした。

全部で500円くらいなのに、ものすごくおいしい!!

ワルシャワは、食べ物がおいしい街です。

☆☆☆

   

【おすすめ!ポーランドの発酵スープ!!!】

ポーランドの旅行で食べたものの中で、とにかく何よりおすすめしたいのが

「ジュレック(Zurek)」という、ポーランドの発酵スープ!!!!

優しい酸味があり、本当に本当に最高においしい!!

ポーランドへ行ったらぜひ食べてほしいスープです。

世界一おいしいスープといっても過言ではないと思います!!

定食屋さんやレストランなどで食べられます。

カフェでも出しているところもあります。

☆☆

ポーランドの発酵スープ「ジュレック」

2021年度、日本人の反田恭平さんがショパンコンクールで第2位となりましたが。

私がワルシャワを旅した時、もしかして、ワルシャワで勉強されていたのでしょうか…

ワルシャワ大学の構内もうろうろしましたが、もしかして…。とか思うと、ちょっと嬉しいなあ。

何かの番組で、ピアノが鳴るベンチの話をしていらして

「あ!!それって、あの、コペルニクス像の前とかにあった、ボタンを押すとショパンの曲が流れるあのベンチ!?誰も見向きもしていなかったけど、私は面白いと思った、あのベンチ!?」

と、興奮しました。

反田恭平さん、あのショパンのベンチ、面白いですよね。

ワルシャワの人は、ショパンを愛しているんだろうなあと、思いました。

ちなみに、私が出会ったベンチは「革命」が流れてきました。

  

コメント

  1. Thanks very interesting blog!