車窓がきれいな鉄道に乗りたい、と思って探していたところ出会った秋田内陸縦貫鉄道株式会社の「秋田内陸鉄道」。
紅葉も終わりかけの10月末ですが、晩秋の秋田を走る鉄道がとても良さそうだったので、乗りに行ってきました。そのようすを紹介します。

往路 角館駅→鷹巣駅(運賃1700円)
本数が少ないので、始発から乗ります。

6:33 角館駅発
JR角館駅に向かって左に、「内陸線角館駅」の駅舎があります。
灯りが良い雰囲気。案内看板に従って進みます。

ホームに出て乗車します。
黄緑色の車体がかわいい。1両編成です。

この日、角館駅からは3人の乗車。
西側のボックス席に座りました。贅沢。

車内は、秋田犬、秋田犬、こっちにもあっちにも秋田犬。

秋田犬押しです。かわいい。

ボックス席の窓ぎわの小さなテーブルには、かわいい路線図が。急行の停車駅には犬の足跡マークがついています。
車内アナウンスは日本語、英語、中国語、韓国語!インターナショナル!
晩秋の朝はまだ暗いけれど、車窓の景色がきれいです。
夏や初秋の水田風景、紅葉の時期もきれいだろうなあ、と思います。雪の時期も素敵だろうな。
季節を変えて何度も見たくなる車窓です。

2時間15分かけて、終点の鷹巣駅の降り立ちました。
鷹巣駅
また10時前だったこともあり、駅前のアーケード街はどこもシャッターが閉まっていました。
とても静かです。
駅前のホテルのレストランでモーニングをやっているようだったので入店したところ、今日は休みだと言われて撃沈。少し肌寒いし、どこかお店に入りたい。
で、ネットで探して、1軒見つけたのは「とまと」というお店。助かりました。
「とまと」のドアを開けると、そこはスナック風。奥はレトロな喫茶店。雰囲気があります。

注文したのは、
バタートースト 400円
ブレンドコーヒー 400円

ほっとする味です。美味しくいただきました。
駅までの帰り道、気になるお店を発見。
産直「のーそん」

なじみのある、某コンビニに似た響き。良いネーミング。さすが。秋田の人は頭がいい。

のーそん→No損→「いいもの置いてますよ♪損させませんよ♪」という感じもします。
野菜や、地元のお菓子などが売っています。
今回は、気になったお菓子を買いました。

「焼きあゆ」という、鮎の形をした、かわいいお菓子。
水分少なめの餡と生地にニッキの香り。懐かしい感じのお菓子でした。日本茶に合いそうです。
復路
途中下車をしながら、角館駅まで戻ります。

鷹巣駅→阿仁前田温泉駅(700円)

阿仁前田温泉駅の駅舎内は、「クインズ森吉」という温泉施設があり、途中下車して入浴することができます。
入浴料は500円、フェイスタオルの貸しタオル100円。
親切なスタッフさんがフロントで対応してくれます。

大きなお風呂は熱め、小さなお風呂は長く入れるくらいのちょうどよい温度。
どちらも源泉かけ流しで、柔らかいお湯。とても気持ちが良かった。
脱衣所は清潔で広く、洗面コーナーにドライヤーがあるのも嬉しい。
露天風呂はお休みだった。
地元のものが売っているので、お土産の購入もできます。私は車内の案内映像で見て気になった「バター餅」を購入しました。
阿仁前田温泉駅では、電車の来る時間が近づくと、駅員さんがお客さんに声をかけてくれる。
「向こうのホームですよ。」とか、「少し前に電車が来ますよ。」とか。
あまりに自然に親切で、電車が動き出したとき、駅員のおじちゃんに手を振りたくなった。
ありがとう、駅員のおじちゃん。
阿仁前田温泉駅→阿仁合駅(300円)
お昼ごろに、阿仁合駅へ到着!
「こぐま亭」でのご飯が楽しみ!!!

と、思ったら、休業日だった。残念だ!
みなさん、こくま亭は、火曜日&水曜日が定休日ですので、お気を付けください。
急遽、昼ご飯を食べられるところを探したところ、駅から8分程度歩いたところに「高田食堂」という食堂があるということで、行ってみました。

何というか、歴史ある、町の食堂という感じで、少し躊躇しました。が、勇気を出して入店。
こんな田舎にあるのに、次々とお客さんがやってきます。
新作の煮干しラーメンと迷いましたが、結局、シンプルな醤油ラーメン(700円)を注文。
少し待ったのち、ラーメンがやってきました!

煮干しの出汁のラーメン。チャーシュー、メンマ、のりがのっています。
スープを一口。お、美味しい!!!
麺をズズっと。美味しい!!!!
チャーシューをかじる。美味しい!!!!!
はっきり言って、超美味しい!!!!!
本当に、本当に美味しかったです。
控えめに言って、週3食べたいです。
「こぐま亭」は休業日で残念だったけれど、おかげで美味しいラーメンに出会えました。
次回行ったら、大盛、煮卵トッピング、あと餃子も注文しようと思います。
帰りの電車の前に、駅の横にある「内陸線資料館」に寄りました。阿仁合駅の歴史、内陸鉄道の歴史を学ぶことができます。旧駅舎のジオラマがレトロで良い雰囲気。

奥には、熊のはく製や毛皮が展示されていて、少し怖かったです。熊の毛は、見た目よりも硬かったです。
帰りは天気が良かったので、紅葉から晩秋に向かう秋の景色を楽しめました。

天気も良くなって、景色がきらきらしてます。

橋の上では、速度を落としてゆっくり通過するので、峡谷の景色を見ることができるのも嬉しい。


トンネルも良い感じ。

ちなみに、松葉駅から中国人と思われる団体が乗ってきました。みなさんパワフルで、大きな声で楽しそうにしゃべって、げらげら笑っていました。楽しそうでした。そのパワフルさを見習いたいものです。
内陸線は、外国人観客にも人気、ということがうかがえました。
お土産
今回の鉄道旅で買ったおみやげを紹介します。
・紫園のバナナボード

阿仁合駅のお土産売り場の店員さんのおすすめにより購入。人気商品らしいです。
確かに、バナナが新鮮で爽やか。ケーキ生地がふんわりと柔らかく、生クリームも優しい甘さ。確かにとてもおいしい!!
電車の中でいただきました。
・バター餅
柔らかくて、ほんのり甘くておいしかったです。

・鮎の饅頭
・笑内チーズ饅頭
・土偶の饅頭「いせどうくんまんじゅう」
どれも素朴な味わいです。
駅では食べ物以外にも内陸鉄道グッズ(ステッカー、手ぬぐい、Tシャツなど)が売っているので、食べ物以外もぜひ。
まとめ
秋田内陸鉄道は、車窓、グルメ、途中下車して温泉や街のプチ散策ができる、素敵な鉄道です。
人々は素朴で親切。でも、商品名や店名にはユーモアが感じられ、素敵です。
駅や、電車内で流れる内陸鉄道をアピールする数々の映像やポスターのしかけも楽しい。
素敵な鉄道でした。
また、ゆっくり乗りに行きたいと思います。
秋田内陸鉄道が、ずっと続きますよう。
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